たまたま目にした下記の記事がとても印象的でした。
ワークスアプリケーションズというソフトウェアメーカーの創業社長の記事です。
特に印象的だったのは、下記の部分。
ビジネスにおいては、ワーカー(worker)とレイバー(labor)という言葉がある。ワーカーは仕事をする人たちだ。ここでは簡単に、新しい仕組みを創り出したり、これまでの手法に工夫を加えたりしていける人たちと定義しよう。レイバーは、ワーカーが組みあげた仕組みの中で作業をする人たちだ。
海外では、両者は明確に区別されている。ところが日本はこの区別があいまいだ。東大を出て一流企業に入ったのに、数カ月から、場合によっては何年も工場や店舗に配属されて、パートの人たちと同じ作業をする。つまり、ワーカーであるべき人が、レイバーの仕事をしてしまっているんだ。
「ワーカー」、言い換えると、“仕事”をする人のこと。
「レイバー」、言い換えると、“作業”をする人のこと。
仕事とは、日本では一般的には職や業務のことを指しますが、本来は単純労働ではなく、知恵や工夫を凝らして価値を創造すること全体を指します。
どんな創造的な仕事でも、単純作業の要素はありますが、ここで牧野氏がおっしゃっているのは、“自分が単純労働者になっていないかを常に意識し、頭を常に使って付加価値を生み出す存在になることを目指せ”ということだと思います。
レイバー=単純労働者どまりでは、収入が少ないままであるのも当然。
いつ何時も思考停止状態にならず、創造的な仕事ができるワーカーであることを大切にしようと、改めて自分に言い聞かせる良い機会となりました。
--今日もすべてのことに感謝です。