歴史から学ぶ ~孫子の兵法書より~
“彼を知り己を知らば、百戦殆うからず。
彼を知らずして己を知らば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、
戦う毎に必ず殆うし。”
相手の状況を十分に把握し、自分たちのことも十分に把握していれば、100回戦っても危なげなく戦える。
相手のことを十分に把握しなていなくとも、自分たちのことは十分把握していれば、勝敗は五分五分となる。
相手のことも、自分たちのことも十分把握できてなければ、いつも必ず危険な目に合うことになる。
そんな意味で書かれています。
これは何も“戦い”に限ったことではなく、ビジネスや日常生活でも十分当てはめることができます。
私がこの言葉を人生の先輩から教えていただいたのは、もうかれこれ5年以上前になります。
この言葉は、座右の銘に匹敵するほど、何かあるたびに思い出して、自分を見つめる機会を与えてくれています。
まずは“自分のこと”を十分に知り、分析することで、ようやく50%の勝率になるのです。
“分かったつもりになっていないか?”
“相手のことは十分に把握しているのか?”
これは、簡単なようで本当に奥が深いです。
このことが疎かだったために、失敗したり、達成したかったことが未達成に終わったことが何度もありました。
これは永遠のテーマと言っても過言ではないです。
--今日もすべてのことに感謝です!
参考図書

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