営業力=「集客できる力」というのは、どんな業種業態であっても、必ず求められます。
20代の私の数々の失敗体験を踏まえてみると、営業力のあるチームづくり=クライアントから求められる集団を如何にして構築するかというのが、私の1つの目標であり、テーマでもあるように思います。
“人から求められる”というのは、言い換えると「共感を得ることができる人」なのかもしれません。

指名される技術 六本木ホステスから盗んだ、稼ぐための仕事術(ゴマブックス)
- 作者: 堀江貴文,斎藤由多加
- 出版社/メーカー: ゴマブックス
- 発売日: 2015/08/20
- メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
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競争の激しいクラブ業界をテーマに様々な事例を取り上げて、“稼ぐための仕事術”について書かれています。
何故、ホステスを題材にこの本が書かれたのか?
その理由について、まえがきでこのように書かれています。
一つは、ホステスさんがいるクラブ業界は、心が折れそうになる。そんな激しい競争の中で、クライアントをリピートさせる高度な技術を持っている人たちがたくさん業界だということ。そこに僕らが学ぶことはとても多い。
そして更に、このように続いています。
そしてもう一つは、にもかかわらず誰もその価値に全く気づいておらず、ママたちが書く本などは何かと「情熱」とか「真心」といった精神論や美学で片づけられている。この「見向かれぬ価値」に目をつけ、各々の体験から彼女らの手法を分析しつつできたのが本書です。
水商売の世界は、私自身、普段全くご縁がありませんが、そんな競争が激しい業界から学べることもあるのではないかと思ったことと、著名な実業家の堀江氏が書かれている本ということで興味を持ちました。
どんなに素晴らしい商品・サービスを持っていたとしても、顧客から求められない状態では成り立ちません。
スモールビジネスにおいて、顧客を創造し、継続、発展させていくには日々成長していかなければなりません。
冒頭に述べた、「共感を得ることができる人」というのは、どんなに技術が発展したとしても求められるものなんだろうなと思います。
そういう意味でも、楽しみながら学べそうな1冊です。
--今日もすべてのことに感謝です!