日銀ってなに?
最近読んだ本です。
経済関連のニュースや記事などを読んでいると、大抵、日銀に関連した事柄を目にします。
そもそも日銀=日本銀行=中央銀行という役割とはなんぞや?というのがよく分かる一冊でした。
特に下記の点が私にとって学べたことです。
- 「公定歩合」から「基準貸付利率」となった「補完貸付制度」について
- 「政策委員会」とはどんなものかについて
- 1980年代の日本の好景気~バブル~バブル崩壊~長引くデフレへと移り変わった時代の流れおいて、日銀がどう関わっていたか?(どのように影響を与えたか)
- 金融庁が行う「検査」と、日銀が行う「考査」の違いとは?
私たちの日常生活に大きく直結するものではないかもしれませんが、経済のしくみ、世の中のしくみを知っておくことは、最終的には自身の生活の方向性に関わるものであると思います。
加えて、“歴史は繰り返される”と言われます。私も含めて「自分の生活をより良くしたい」とか、「現在の自分の状況を見据えて将来こんな生活をしたい」という方は特に、金融や経済の視点から歴史を学ぶことの重要性を改めて認識しました。
この本だけですべてを学ぶことはできませんが、一つ勉強になりました。