満室経営のハードル
本日、運営管理を受託している計6物件中3物件が満室になりました。
満室に至っていない3物件中1物件も、入居申し込みをいただき、残り1室となりそうです。
最近オープンしたばかりの物件を含めても、全物件の稼働率は平均で90%を超える状態です。
それでも賃貸経営の難しさを日々実感しています。
満室にするまでも一苦労で、満室になったとしても、その状態を維持すること自体、決して簡単なものではないです。
日々の賃貸経営業務で感じること
日々、入居者さんと接していていると、一人ひとりの人間的な部分から多くの気づきを得ることが出来ます。
例えば、
- 同世代でも起こり得る所得格差
- 清掃や整理整頓、物が壊れた時等の対応力(問題解決力)の差
- 挨拶や会話、対人スキルの差
などなど。
十人十色なところがとても興味深いです。
そんな中で特に感じるのが、どれだけスキルや所得が高くても、愛情不足だと何らかの問題を起こしたり、周囲に迷惑をかける可能性が高いということです。
愛情と言っても単に男女間の恋愛事情に限らず、親や兄弟親族からの愛情、友人からの愛情、夫や妻(若しくは彼氏彼女)からの愛情が不足していると当人が潜在意識の中で感じている場合です。
その場合、自己嫌悪に陥ったり、自己中心的な態度や発言に至る傾向が高いように思えます。(あくまでも私の個人的な感覚ですが)
経営やマーケティング分野で有名な神田昌典氏の著書「成功者の告白」でも、マネジメントには、厳しい規律の前に無償の愛を提供することが大事と説かれています。
隣人との交流がほとんどない共同住宅経営ではそんなことまでする必要がないでしょうが、シェアハウス等の隣人交流がある物件では、そこまで考慮する必要があるんだろうなと、改めて感じます。
参考にしたい1冊