5年間だけのおためし移住
2014年4月15日発行の住宅新報に、とても興味深い記事を見つけました。
おためし移住 ワープステイという提案 第1回 伸びた寿命の使い道 疲れた心を癒す田舎暮らし - 住宅新報web | 住まい・暮らし・文化
定年を迎えてリタイアした後に、5年間だけ地方に移住するという住み方。
どういうことかというと、ポイントは下記の4点。
- 都市部に自宅(土地や建物)を所有している
- 定年退職したからと言って地方に“永住”するには抵抗があるけど、地方暮らしには興味がある
- 所有している都市部の自宅を定期借家契約で賃貸する(期間限定で貸し出す)
- 気に入った地方の物件を定期借家契約で賃借する(期間限定で借りる)
地方自治体側としても、数年単位の短期移住者でも税収アップや地域活性化(消費の増加)に効果が見込めるとして、力を入れているところもあるようです。
都市部に住んでいるシニア世代のうち、どの程度の方がこのような「地方への移住」を望まれているのかにもよりますが、今後の不動産市場を考える上で参考になる記事だと思いました。
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