不動産におけるダイヤの原石
現在の不動産市場では、その土地や建物が持っている資産価値を持て余している“ダイヤの原石”が多くあることに気づかされます。
本日もまた、所有している戸建て住宅をシェア住居としての活用を検討されているオーナーさんとの打ち合わせに参加してきました。
築年数も浅く、建物内も庭もきれいに使っているため、そのままでも十分シェア住居としての活用余地があり、近隣の立地条件からも借り手がつきやすそうな条件。
“なんとかしてバリューアップ(資産価値の向上)させたい”
そう思える物件です。
立ちはだかる規制の壁
戸建て住宅のシェア住居化で必ず障壁になるのが、「建築基準法の寄宿舎要件を満たさなければならない」という点。
行政や建築士確認をする度に、“そこまで決める必要があるのか?”と疑問に思う事が多々あります。
建築物としての安全性を担保することが重要であることはもちろんよく分かりますが、規制のあり方が実態と即しておらず、“厳しすぎ”では、せっかくの資産価値をも台無しにしてしまいます。
不動産活用の相談を受ける度にぶつかる規制の壁。
建築規制のあり方に疑問を抱かざるを得ない日々です。