シェアハウスでは、共用部にて使用される消耗品(トイレットペーパー、
ゴミ袋など)は、運営事業者が負担、提供します。
また、共用部の清掃も多くは事業者が行います。
キッチンやトイレ、浴室などの水周りが共用部にあることが多く、
入居者は水周りの清掃を一切しなくても生活できる状況にあります。
働き盛りの20〜30代の独身者にとって、この制度自体とても
ありがたいもの。
私自身も一入居者として大きな恩恵を受けた一人です。
その反面、入居者の“生活力”を低下させることになってはいなかと、
疑問に思うようになりました。
日用品の選定、購入する習慣や経験、水周りの清掃を行う方法や大変さなどを、
結婚前の世代に対して機会損失させてしまうことの影響はないのか・・・。
入居者の人生の一部になる住環境を提供する者として考えさせられます。