とある管理物件の入居者さんで、20代半ばの独身女性から、
「うつ病と診断され、生活保護を受けることになったので退去させてください。」
との連絡がありました。
普通に会話もできるし、見た目は元気そうなので、
うつ病になるような人ではないと思うのですが、
人は見かけによらないものです・・・。
本人しか分からない事情等もあると思いますので、
勝手なことは言えませんが、そう簡単に生活保護制度を
利用してもいいのかな・・・と思ってしまします。
恋人もいて、両親もご健在なのに頼ることが出来ないとのこと。
うーん、、、、
私自身も会社を設立した創業時は売上も微々たるもので、
とてもではないけど生活費を賄える状態ではありませんでした。
それでも最低限生活していくために、両親や信頼できる方に頭を下げて
借入をしたり、固定費を削減するために賃料の安いドミトリータイプの
シェアハウスに引っ越しした経験があります。
本当に困った人へのセーフティーネットは必要だと思いますが、
ただ支援するだけでは、甘い蜜に浸ってしまうような気がします。
グラミン銀行に代表されるようなマイクロファイナンスの仕組のように、
資金を融資すると同時に事業化支援を行い、ビジネスで利益を出せる人に
育てるという発想も必要なんではないかな…と思います。
若くして生活保護受給者となる人へ本質的なサポートが出来るような
仕組を賃貸管理事業に取り入れたいなと感じた出来事でした。