ここ最近学んだことで、特に印象的だった言葉が、
この“ミスター・マーケット”だと思う。
つまり、「マーケットさん」。(マーケットおじさんでもいいかも)
ウォーレン・バフェットがコロンビア大学在学中に、
ベンジャミン・グレアムから学んだことの一つらしい。
マーケット(市場)には感情がある。それもかなりの気分屋である
という例えなのだという
これは何も株式市場などの金融商品に限らず、私達の身近にある
すべてのマーケットが、ミスター・マーケット若しくはミズ・マーケット
であるような気がします。
街の至るところに宣伝広告や楽しそうなお店、きれいなモノや
美しい女性(笑)、優しそうなビジネスマン、などなど。
数えだしたらきりがないくらいだ。
人はもちろん、モノにも人が関わっている以上、大なり小なり
“感情”が隠れている。
そのミスター・マーケットの気分に惑わされず、そのモノ(または人)
の本質的な「価値」を見極め、お金や時間を投資しなければいけない。
どこかの誰かさん(例え身近な友人や上司でも)が言っていることは
“本当に自分にとって価値を生み出すものなのか?”
“有効な手段と言えるのか?”
“無駄遣いにならないのか?”
そうやって自分自身に問いかけてみる習慣がつくといいのかも知れません。