私の経営する会社では、現在、中途採用活動を行っています。
営業職と技術職を募集しており、毎日数人ずつの応募者の方々と
面接をさせていただいています。
面接といっても、私の場合は面談と言った方がいいかもしれません。
ありふれた質問や表面上の質問ではなく、応募者のことを知るために、
公私に渡った本質的な「会話」をするように心がけています。
数社応募した中の一社かもしれませんが、私の判断でその方の一生を
左右し兼ねない状態です。
だからこそ、表面上の会話ではなく、相手の“本心”を引き出す
ための会話を意識しています。
そうやって一度にたくさんの方の“人生”を垣間見ることができる
ことは、私自身にとっても沢山のことを学ばせてくれます。
一人ひとり、ぞれぞれに経験や想いが違います。
多くの方が、今の生活を維持していくのに精一杯です。
維持していくための転職先を探しています。
そして何より、多くの方の目が輝いていません。
どんなにいい事を言っても、どの程度本気かは、
目を見ればだいたい分かります。
履歴書の中身が立派でなくてもいい。
立派な資格がなくてもいい。
日本語が少々おぼろげなくてもいい。
自分なりの将来像を持ち、活きた目をしている方と一緒に
世の中の問題解決をしていきたいです。
そして、そういう人たちを一人でも多く生み出していくことが、
私たちの使命であると、最近改めて感じます。