先日、知人の紹介で、独立や起業に興味があるけど、
やりたいことが明確にできなくて迷っている20代の
方とお会いしました。
その方から、私の独立時のことや、どうして
今の事業に至ったか等を質問していただき、
いろいろとお話しました。
起業することは、個人事業も含めて、
それまでの大きな船を降りて、
自分で船を造って後悔に出るようなものだと思います。
「大きな船=安全・安心」の時代から、
「小さな船=安全・安心」の時代になっていっている
様な気がします。
小さな船を持つことは、勇気と労力が必要になります。
資本も当然必要です。
それと引き替えに、自分たちで進路を判断でき、
融通が利かせられます。
加えて、1度小さな船を造る経験ができれば、
2度目、3度目と挑戦することも可能です。
何より、自分たちで創った船に人を乗せるんだという
責任の重さと、それを背負うことで人間的成長を
得ることができます。
その船が、魚屋さんなのかインターネット屋さんなのかは、
最重要事項ではなく、どこに目的地を置くかが重要では
ないかと思います。
当然、起業が全てはないですが、
もっと目を輝かせて自分達の目指したいことに挑戦する様な
20代30代が増えて欲しいなと思います。
1日の大半を過ごす「仕事」が、“厳しくもあり楽しくて充実している”
と思っている方は、素敵な方が多いです